もくじepisode81~90

【オレ物語・本丸編】

毎週日曜日の夜に新作を掲載します!(早まる場合もありますが、遅れないようにします)

スマホの方は、右下のメニュー⇒ハチワレ小説の(+)を押すと他のお話しのメニューへ飛べます


最新の更新日:2024年10月13日(日)

 

全100話くらいありますが...とりあえずここまで...

 

毎週日曜日の夜に更新しますのでお楽しみに!(早まる場合もあります)


episode81

 

【オレ物語・本丸・第51章】

 

~オレ。風水師になる!~

 

 

 

 

この物語は、オレの人生の物語であり

すべて実話である。

 

オレが今、こうして生きているすべての意味…

 

1つ1つが無意味ではなく、全てが繋がり…

 

 

そして今がある…

 

 

 

♦♦【前回までのあらすじ】♦♦

 

高校を卒業し、何の目標も持たずに地元・茨城県内の私立大学に入学したオレだったが…

就職氷河期と言われた時代…なかなか内定がもらえず大学4年の半ばが過ぎていった…

 

そんな中、オレがバイトしているガソリンスタンドを経営している本社が倒産してしまい…

 

【ガイアックス】と言う、ガソリンに代わるアルコール系の次世代自動車燃料の販売店の会社になったのだ!

 

オレは、このガイアックスに非常に興味を持ったので、バイトの流れで社員になる事に決めたのだったが…

 

実態は、超ブラック企業だった…

 

オレは最年少で店長まで上り詰めたのだが、政治と業界から【ガイアックス潰し】をされ、会社の経営が圧迫された…

 

人件費を極限まで減らせ!バイトを減らせ!との社長の命令に嫌気をさし…なんの罪もないバイトたちをクビにするくらいなら…

 

こんな会社、オレが辞めてやる…

 

と、可愛いバイトたちに店を任せて、オレは会社を去ったのだった。

 

 

大学を卒業して、わずか1年で…オレは、また振り出しに戻った…

 

 

全てをリセットして…

新しくスタートしよう!!

 

 

オレの本当の人生はこれからだ!!

 

 

オレは、強く心に誓ったのだったが

 

 

神は…そっとささやく…

 

 

『本当の苦しみは…

     これからだよ…』

 

と…

 

 

 必死に再就職を目指したオレだったが、何かに邪魔をされてるように、ことごとく失敗... 

 

わかったよ…

 

そんなに会社員に縁がないんなら…

 

もうならない…

 

バカバカしい…

 

それなら、これからは好き勝手にやらせてもらう…

 

 

ついに開き直り、狂った人生の幕開けである...

 

 

オレは、家業の農業を手伝いながら、昔から少し憧れだった【芸能人】を目指すことにした!

 

 

しかし、そう簡単にはうまくいかなかったオレ…

 

 

エキストラをやらせるだけやらして、ギャラも払わない悪徳事務所に所属してしまった...

 

芸能界を目指す人はたくさんいるのに、それをあざ笑うかのような世界…

 

エキストラをやっている時に、オレはたくさんの俳優を目指す人たちを見てきた…

 

 

皆…

 

全てを犠牲にしてここにいる…

 

 

 

オレには、その覚悟があるか…

 

自分の両親や、仮に家庭を持ったとしても、全てを犠牲にする覚悟があるか…

 

 

 

 

オレには出来ない…

 

 

 

始めから答えは出ていたのだ…

 

 

 

だからオレは…

 

 

この世界から身を引いた…

 

 

 

芸能人の夢から覚めたオレは、しばらく家業の農家を手伝う毎日…

 

 

しかし…

 

 

このままでは、出会いすらない…

 

一生、結婚など出来ないかもしれない…

 

 

そう思ったオレは、外に働きに出ることにした…

 

 

いずれは家業の農家を継ぐんだから、バイトでもいい…

 

会社員に縁がないんなら、バイトなら大丈夫だろう…

 

 

そして...

 

オレは、たまたま求人情報誌で見つけたオシャレなビストロレストランに面接に行き、無事に採用されたのだったが、不思議な出来事があった…

 

この店に来るお客さんのほとんどが、こう言う…

 

 

『あれ?あの女の人は辞めちゃったんですか?』

 

 

と…

 

 

どうやら、以前働いていたお姉さんがいて、たくさんのお客さんに大人気で店が繁盛したようである…

 

 

まさに【伝説のお姉さん】である。

 

 

この店は、とても小さな店…

 

 

しかし。お客さんは、食事だけが目当てではなく、プラスアルファを求めにやってくるのだ…

 

 

オレは、この店を甘く見ていた…

 

 

この店で認められるには…

 

 

プラスアルファが必要であると言う事…

 

 

 

あの【伝説のお姉さん】のように…

 

 

ただのバイトで入ったつもりのオレだっが、この小さな店に生きがいと目標を見つけた…

 

 

オレは…

 

あの【伝説のお姉さん】を超えてやると…

 

 

 

そしてオレは、【伝説のお兄さん】になるために修行を開始したのだった…

 

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

episode80

 

【オレ物語・本丸・第50章】

 

~オレ。風水師になる!~

 

 

 

 

 

ヒマだ…(-.-)

 

 

 

 

ヒマだ…(-.-)

 

 

 

 

客が来ねぇだ…(-.-)

 

 

 

 

この店は料理はうまいのだが、場所があまり良くないので、お世辞にも繁盛しているとは言えない…

 

 

ま~。ギリギリかなって…

 

 

 

以前いた伝説のお姉さんの力を持っても客がゼロの日もあったくらいだ…

 

 

 

んで…

 

 

また客入りの調子が悪くなってきたので、オーナー(通称シェフ)が悩み始めた…

 

(*_*;

 

 

『あ~。なんで客が来ないんだろう~(泣)』

 

 

 

確かに、シェフの料理は美味いんだが、やはり店の場所に問題がある…

 

 

立地的なものと…

 

 

 

あとは…

 

 

 

何かが邪魔をしている…

 

 

 

そう…

 

 

 

目には見えない何かだ…

 

 

 

オレは勝手ながら、自分では不思議な力があると思っている…

 

 

 

 

勝手ながら思っている…

 

 

 

 

誠に勝手ではございますが、オレには不思議な力がある…

 

 

 

 

 

の…つもりである(-.-)

 

 

 

 

まずは、オレが勝手に思うに…

 

店の入り口のドアの前に、西武時代の酒屋みたいな、木の板がバタバタ動くのがついている…

 

 

なんか…

コレが客の流れを邪魔していないか…

 

 

オレはそう思ったので、シェフに言った…

 

 

『入り口のあの板を外してください。なんか…あの板が客の流れを止めてる気がします!』

 

と…。

 

 

 

それを言ったとたんにシェフは、顔色を変えて言った!!

 

 

『そうだ!アレをつけてから、客が減ったような気がする!!((((;゚Д゚))))』

 

と…

 

 

 

客が入らなくて悩んでいるシェフは、藁をも掴む勢いで、オレの指示に従った…

 

 

 

 

で…

 

その夜のディナータイム…

 

 

 

 

 

 

 

(# ゚Д゚)めっちゃ客来たぁー!!!

 

 

 

 

 

 

(# ゚Д゚)ほ~れ!みろーー!!

 

 

 

 

 

 

(# ゚Д゚)オレの言った通りだーー!!

 

 

 

 

 

オレは風水師ではないが、なんとなく良い場所と悪い場所が分かる気がする…

 

 

以前ガソリンスタンドで働いていた時もそうだ…

 

 

なんでだか知らんが、嫌な場所が分かるのだ…

(;´Д`)

 

 

 

オレの言った通りに、あの西武時代の酒屋みたいな、バタバタ動く木の板を外したら客が来た…

 

 

 

これはどういう事かと言うと…

 

 

 

何事にも、目には見えない【気の流れ】というものがある。

 

簡単にいえば水の流れと同じである。

 

気の流れと言うものは、建物の中なら、ドアまたは窓から窓へ流れる。

 

壁では気の流れが止められてしまう。

 

この気の流れが良くないと、風水的には運気が良くないとされるのである。

 

店の入り口に、あの変な板を付けたせいで極端に店の【気の流れ】が悪くなったのだ…

 

 

しばらく客入りは良くなるだろうが、これで今までよりプラスになったわけではない。

 

簡単に言えば、排水管に詰まっていたゴミが取れて、水の流れが良くなって、今まで通りに戻っただけである。

 

 

 

さて…

 

店の売上げを良くするには、他にも何か風水的に改善しなくてはいけない場所があると思ったので、お客さんがいないヒマな時間に店の建物の周りをウロウロしてみた…

 

 

 

さらに、以前スタンドで働いていた時に学んだ、【お清め】の儀式を始めた…

 

 

塩を撒きながら…

 

 

 

(゚Д゚)おぅ!

 

 

 

(゚Д゚)おぅ!

 

 

 

(゚Д゚)おぅ!

 

 

 

 

 

すると…

 

 

この店は、他の店と壁一枚で繋がっているテナント式の建物で、隣は小さな美容室である…

 

 

 

美容室を覗くと…

 

|д゚)チラッ

 

 

 

 

美容室の美魔女のママさんがいて…

 

 

 

 

 

 

『ママさんキレイだなぁ~(*´∀`)♡♡♡』

 

 

って…

 

 

 

 

 

違う違う…Σ(´∀`;)

 

 

 

 

 

只今、【お清め】の儀式中です…(-.-)

 

 

 

 

 

 

しかし…

 

美容室の美魔女と目が会い…

 

 

ニコッ♡

。゜+.(´▽`)。+.゜+・

 

 

 

と笑みを頂き…

 

 

 

 

 

 

『ママさんキレイだなぁ~(*´∀`)♡♡♡』

 

 

 

って…

 

 

 

違う!違う!

 

(# ゚Д゚)違~~~う!!!

 

 

 

 

 

でもな!

 

 

 

 

でもな!!!

 

 

 

 

これだけは言える!!

 

 

 

 

 

 

 

(# ゚Д゚)美魔女が好きだぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かオレを清めてくれや…

 

┐(´д`)┌↻↻↻↻

 

to be continued…

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m

 

次回は10月6日(日)に更新します!

 

またお会いしましょう!

 

( ´Д`)ノ~バイバイ


episode82

 

【オレ物語・本丸・第52章】

 

~手相占い!始めましたぁ~

 

 

 

 

この物語は、オレの人生の物語であり

すべて実話である。

 

オレが今、こうして生きているすべての意味…

 

1つ1つが無意味ではなく、全てが繋がり…

 

 

そして今がある…

 

 

 

♦♦【前回までのあらすじ】♦♦

 

高校を卒業し、何の目標も持たずに地元・茨城県内の私立大学に入学したオレだったが…

就職氷河期と言われた時代…なかなか内定がもらえず大学4年の半ばが過ぎていった…

 

そんな中、オレがバイトしているガソリンスタンドを経営している本社が倒産してしまい…

 

【ガイアックス】と言う、ガソリンに代わるアルコール系の次世代自動車燃料の販売店の会社になったのだ!

 

オレは、このガイアックスに非常に興味を持ったので、バイトの流れで社員になる事に決めたのだったが…

 

実態は、超ブラック企業だった…

 

オレは最年少で店長まで上り詰めたのだが、政治と業界から【ガイアックス潰し】をされ、会社の経営が圧迫された…

 

人件費を極限まで減らせ!バイトを減らせ!との社長の命令に嫌気をさし…なんの罪もないバイトたちをクビにするくらいなら…

 

こんな会社、オレが辞めてやる…

 

と、可愛いバイトたちに店を任せて、オレは会社を去ったのだった。

 

 

大学を卒業して、わずか1年で…オレは、また振り出しに戻った…

 

 

全てをリセットして…

新しくスタートしよう!!

 

 

オレの本当の人生はこれからだ!!

 

 

オレは、強く心に誓ったのだったが

 

 

神は…そっとささやく…

 

 

『本当の苦しみは…

     これからだよ…』

 

と…

 

 

 必死に再就職を目指したオレだったが、何かに邪魔をされてるように、ことごとく失敗... 

 

わかったよ…

 

そんなに会社員に縁がないんなら…

 

もうならない…

 

バカバカしい…

 

それなら、これからは好き勝手にやらせてもらう…

 

 

ついに開き直り、狂った人生の幕開けである...

 

 

オレは、家業の農業を手伝いながら、昔から少し憧れだった【芸能人】を目指すことにした!

 

 

しかし、そう簡単にはうまくいかなかったオレ…

 

 

エキストラをやらせるだけやらして、ギャラも払わない悪徳事務所に所属してしまった...

 

芸能界を目指す人はたくさんいるのに、それをあざ笑うかのような世界…

 

エキストラをやっている時に、オレはたくさんの俳優を目指す人たちを見てきた…

 

 

皆…

 

全てを犠牲にしてここにいる…

 

 

 

オレには、その覚悟があるか…

 

自分の両親や、仮に家庭を持ったとしても、全てを犠牲にする覚悟があるか…

 

 

 

 

オレには出来ない…

 

 

 

始めから答えは出ていたのだ…

 

 

 

だからオレは…

 

 

この世界から身を引いた…

 

 

 

芸能人の夢から覚めたオレは、しばらく家業の農家を手伝う毎日…

 

 

しかし…

 

 

このままでは、出会いすらない…

 

一生、結婚など出来ないかもしれない…

 

 

そう思ったオレは、外に働きに出ることにした…

 

 

いずれは家業の農家を継ぐんだから、バイトでもいい…

 

会社員に縁がないんなら、バイトなら大丈夫だろう…

 

 

そして...

 

オレは、たまたま求人情報誌で見つけたオシャレなビストロレストランに面接に行き、無事に採用されたのだったが、不思議な出来事があった…

 

この店に来るお客さんのほとんどが、こう言う…

 

 

『あれ?あの女の人は辞めちゃったんですか?』

 

 

と…

 

 

どうやら、以前働いていたお姉さんがいて、たくさんのお客さんに大人気で店が繁盛したようである…

 

 

まさに【伝説のお姉さん】である。

 

 

この店は、とても小さな店…

 

 

しかし。お客さんは、食事だけが目当てではなく、プラスアルファを求めにやってくるのだ…

 

 

オレは、この店を甘く見ていた…

 

 

この店で認められるには…

 

 

プラスアルファが必要であると言う事…

 

 

 

あの【伝説のお姉さん】のように…

 

 

ただのバイトで入ったつもりのオレだっが、この小さな店に生きがいと目標を見つけた…

 

 

オレは…

 

あの【伝説のお姉さん】を超えてやると…

 

 

 

そしてオレは、【伝説のお兄さん】になるために修行を開始したのだった…

 

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

episode82

 

【オレ物語・本丸・第52章】

 

~手相占い!始めましたぁ~

 

 

 

 

オレが働いているこの店…

 

マスター(通称:シェフ)が作る料理は間違いなく美味い!!

 

 

 

しかし…

 

 

 

店の場所に恵まれていないのが残念なのだ…

 

 

さらに客入りが悪化してきたので、オレは自分なりに勉強していた【風水学】を利用し、店の繁盛を試みた…

 

 

すると。それが的中し、以前の客の流れになったのだ…

 

 

しかし。それで全てが解決したわけでない…

 

元に戻っただけである…

 

 

以前のような客の入りにはなったものの、ヒマな日もある…

 

 

 

またある日のヒマな日…

 

 

マスター(通称:シェフ)が、厨房に座り込み…自分の手のひらをジ~っと見ていた…

 

 

 

オレ『シェフ…何やってんですか…?』

 

(;・∀・)???

 

 

 

 

するとシェフは…

 

『自分の手相みてんだ…オレ…いい手相してねぇんだよなぁ…(泣)』

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

手相…???(;・∀・)

 

 

 

 

手相なんて今まで気にしたこともなかったオレ…

 

それに見方だってわからんし…

 

 

どうせ見たところで、ロクな手相ではあるまい…

 

今までの人生を考えりゃ分かる…

 

(-.-)

 

 

 

いい会社には入れないし…

 

 

鬼のように会社員に縁がない…

 

 

会社に入ったと思ったら、超ブラック企業…

 

 

彼女が出来ない呪いにかかってる…

 

 

なぜか女たちが近づかず逃げていく…

 

 

オレ…変出者じゃないのによ…

 

(-.-)

 

 

電化製品を買えば、かなりの確率で不良品にあたる…原因は不明だ…

 

 

大学の時なんか…

パソコンの授業で5時間かかって作ったレポートが…

 

『これで終わった~!!』

 

と、エンターボタン押したら…

 

 

パソコンがフリーズしやがった…

 

 

結局、復活しなくてやりなおし…

 

 

中学では野球部だった。練習中に転んで…なぜか左手にグローブつけてるのに、グローブだけで脱出して…左手の親指骨折…

 

普通…グローブがあるからケガしないだろうが…(-.-)なんでグローブだけ脱出してんだよ…(-.-)

 

さらにさらに…

 

狙ったかのように、毎日!毎日!骨折した指に向かってボールが飛んできて…

 

オレは、まずケガしているからボールが飛んで来ない安全エリアで練習の手伝いをしていたのに...

 

 

最後の!最後には!骨折した指にボールが命中…

 

 

オレはあの時、神の声が聞こえたよ…

 

 

『うわぁ~い!やった!やった~!!』

 

『ようやく当ててやったよ(^_^)v』

 

 

ってな…(-.-)

 

 

 

小学生の時は、買い物に連れて行くから早く帰ってこいと親に言われ…

 

ルンルン気分で自転車で自宅まで向かう途中に…

 

 

鳩に、顔面にウンコを喰らわされた…

 

 

もう1回やれ!と言われてもこの確率は不可能だ!!

 

 

 

 

まだまだあるよ…

 

 

 

 

まだまだあるよ…

 

 

 

 

オレの人生なんかクソだ…

 

(-.-)

 

 

 

 

オレはウンコマンなんだよ!!!

 

 

 

ウンコマンの未来は、ウンコしかない…

 

 

 

カエルの子はカエル

 

 

 

ウンコはウンコ!

 

 

 

みんな幸せに生きて…

 

 

 

貴様はウンコマンでいやがれ!!

 

 

と神に言われてんだよ…

 

(-.-)

 

 

 

 

 

 

さて…

 

シェフが手相の本を見て、いくらか分かるみたいなんで、期待はしないがオレの手相を見てもらった…

 

 

 

 

するとシェフが…

 

(゚Д゚)『ありゃりゃりゃりゃ~』

 

 

と…

 

 

 

 

ほれみろ…(-.-)

 

 

どうせウンコマンって言うんだろ…

 

(-.-)

 

 

 

 

 

 

 

シェフ『いい手相してるねぇ~!!』

 

 

 

 

 

 

Σ(゚Д゚)あ~???

 

 

 

 

 

このオレが、いい手相してるだと???

 

 

 

ウンコマンじゃねぇのかよ???

 

Σ(゚Д゚)ウンコマン

 

 

 

てっきり、ウンコマンの人生かと思いきや…

180度反対の事を言われたので、信用できなかったが、自分でも手相の本を買っていろいろと自分の手相を調べてみた…

 

 

すると、やはり意外な事にいい事が書いてある!!

 

 

こりゃスゴイ!!オレの人生も捨てたもんじゃないな

( ゚∀゚ )♪

 

今までは確かにウンコマンだったが、これからの人生は、【脱・ウンコマン】に違いない!!

 

 

こうしてオレは、風水・手相・人相学と興味を持ち、易者の道へと走り出した…

 

 

この易者の勉強がいずれ役に立つとは…まだ知らぬオレだったが…

 

 

 

さて。

 

ある日のディナータイムの事。

 

とあるお客さんが来店した…

 

 

昔からの常連さんで、同じレストランを経営している若い男性である…

 

で、シェフが言うには…

 

 

『あの人な、手相に詳しいんだよ!』

 

と…

 

 

 

オレは、自分の手相を見てもらいたいと思い、その人にお願いをして手相を見てもらった…

 

 

すると、彼はこう言った…

 

 

『う~ん。君はいい手相してるね…』

 

 

 

『たぶん。芸能人か放火魔のどちらかになるな!』

 

 

 

『オレとしては、放火魔になってもらいたいな!』

 

 

 

 

と…

 

 

 

 

┌(_Д_┌ )┐ズッデーーーン↻↻↻↻

 

 

 

 

 

芸能人か放火魔って…

 

(*_*;

 

 

 

どちらも大物に違いない…

 

(*_*;(*_*;(*_*;

 

 

 

 

でも…

 

 

 

 

以前、芸能人を目指してダメだったから…

 

 

 

オレに残された道は…

 

 

 

 

放火魔しかないな…

 

(-.-)

 

 

 

 

 

オレの未来は…

 

 

 

 

放火魔という事に決まりました…

 

(≧∇≦)/

 

 

 

to be continued…

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m

 

 

本文にもありましたが、今でも手相とか風水学が好きで、本も20冊位持ってます(笑)

 

おかげで人の手相も見ることが出来て、たぶん200以上の人の手相を見てきたと思います(笑)

 

占い師ではありませんが、たまにインチキ占い師として活躍します(笑)

 

次は、生年月日とかで見る占いにもチャレンジしたいんですが、アレを覚えるには時間がかかりそうですね…

 

そのうち、路上で占い師やりますのでいらしてください(笑)

 

 

☆次回は10月13日にアップします☆

 

またお会いしましょう( ゚∀゚ )

 

 


episode83

 

【オレ物語・本丸・第53章】

 

~珍客続々~

 

 

 

 

この物語は、オレの人生の物語であり

すべて実話である。

 

オレが今、こうして生きているすべての意味…

 

1つ1つが無意味ではなく、全てが繋がり…

 

 

そして今がある…

 

 

 

♦♦【前回までのあらすじ】♦♦

 

高校を卒業し、何の目標も持たずに地元・茨城県内の私立大学に入学したオレだったが…

就職氷河期と言われた時代…なかなか内定がもらえず大学4年の半ばが過ぎていった…

 

そんな中、オレがバイトしているガソリンスタンドを経営している本社が倒産してしまい…

 

【ガイアックス】と言う、ガソリンに代わるアルコール系の次世代自動車燃料の販売店の会社になったのだ!

 

オレは、このガイアックスに非常に興味を持ったので、バイトの流れで社員になる事に決めたのだったが…

 

実態は、超ブラック企業だった…

 

オレは最年少で店長まで上り詰めたのだが、政治と業界から【ガイアックス潰し】をされ、会社の経営が圧迫された…

 

人件費を極限まで減らせ!バイトを減らせ!との社長の命令に嫌気をさし…なんの罪もないバイトたちをクビにするくらいなら…

 

こんな会社、オレが辞めてやる…

 

と、可愛いバイトたちに店を任せて、オレは会社を去ったのだった。

 

 

大学を卒業して、わずか1年で…オレは、また振り出しに戻った…

 

 

全てをリセットして…

新しくスタートしよう!!

 

 

オレの本当の人生はこれからだ!!

 

 

オレは、強く心に誓ったのだったが

 

 

神は…そっとささやく…

 

 

『本当の苦しみは…

     これからだよ…』

 

と…

 

 

 必死に再就職を目指したオレだったが、何かに邪魔をされてるように、ことごとく失敗... 

 

わかったよ…

 

そんなに会社員に縁がないんなら…

 

もうならない…

 

バカバカしい…

 

それなら、これからは好き勝手にやらせてもらう…

 

 

ついに開き直り、狂った人生の幕開けである...

 

 

オレは、家業の農業を手伝いながら、昔から少し憧れだった【芸能人】を目指すことにした!

 

 

しかし、そう簡単にはうまくいかなかったオレ…

 

 

エキストラをやらせるだけやらして、ギャラも払わない悪徳事務所に所属してしまった...

 

芸能界を目指す人はたくさんいるのに、それをあざ笑うかのような世界…

 

エキストラをやっている時に、オレはたくさんの俳優を目指す人たちを見てきた…

 

 

皆…

 

全てを犠牲にしてここにいる…

 

 

 

オレには、その覚悟があるか…

 

自分の両親や、仮に家庭を持ったとしても、全てを犠牲にする覚悟があるか…

 

 

 

 

オレには出来ない…

 

 

 

始めから答えは出ていたのだ…

 

 

 

だからオレは…

 

 

この世界から身を引いた…

 

 

 

芸能人の夢から覚めたオレは、しばらく家業の農家を手伝う毎日…

 

 

しかし…

 

 

このままでは、出会いすらない…

 

一生、結婚など出来ないかもしれない…

 

 

そう思ったオレは、外に働きに出ることにした…

 

 

いずれは家業の農家を継ぐんだから、バイトでもいい…

 

会社員に縁がないんなら、バイトなら大丈夫だろう…

 

 

そして...

 

オレは、たまたま求人情報誌で見つけたオシャレなビストロレストランに面接に行き、無事に採用されたのだったが、不思議な出来事があった…

 

この店に来るお客さんのほとんどが、こう言う…

 

 

『あれ?あの女の人は辞めちゃったんですか?』

 

 

と…

 

 

どうやら、以前働いていたお姉さんがいて、たくさんのお客さんに大人気で店が繁盛したようである…

 

 

まさに【伝説のお姉さん】である。

 

 

この店は、とても小さな店…

 

 

しかし。お客さんは、食事だけが目当てではなく、プラスアルファを求めにやってくるのだ…

 

 

オレは、この店を甘く見ていた…

 

 

この店で認められるには…

 

 

プラスアルファが必要であると言う事…

 

 

 

あの【伝説のお姉さん】のように…

 

 

ただのバイトで入ったつもりのオレだっが、この小さな店に生きがいと目標を見つけた…

 

 

オレは…

 

あの【伝説のお姉さん】を超えてやると…

 

 

 

そしてオレは、【伝説のお兄さん】になるために修行を開始したのだった…

 

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

episode83

 

【オレ物語・本丸・第53章】

 

~珍客続々~

 

 

 

早いもので…この店で働き始めてから1年と半年が過ぎた…

 

伝説のお姉さんに負けじと、頑張ってきたんだが…

 

それなりにオレも伝説のお兄さんに近づいてきたか…?

 

 

自分なりの色を出して、この店の看板を背負ってきたつもりだ…

 

 

全部が全部、伝説のお姉さんを真似するのでは意味がない…

 

 

オレは、オレ…

 

 

オレがこの店に入ってから、客層が変わったし、やり方も変わった…

 

 

 

これでいいんだ…

 

 

 

これがオレの色だから…

 

 

 

 

 

 

さて、話しは変わるが…

 

 

この店のメニューには…

 

【シェフにおまかせパスタ】というものがある…

 

 

しかし…

 

 

これが仇となるとは…

 

 

 

とある日。

 

お客さんに…

 

『おまかせパスタってどういうパスタですか?』

 

と質問されたので…

 

 

 

少々おまちください…!!

 

ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

 

 

 

 

とシェフに聞きに言った…

 

 

 

『シェフ~!おまかせパスタって何ですかぁ???』

 

 

 

すると、シェフは…

 

 

 

『あ゛~↓↓↓↓↓(;´Д`)』

 

 

 

 

『どうすっかなぁ~(;´Д`)』

 

 

 

 

と、頭を抱えこんだ…(*_*;

 

 

 

 

 

おいおい…

 

 

 

だったらメニューに載せるなよ…

 

(*_*;

 

 

 

 

そして、シェフは…

 

 

『いいゃ~。エビとイカだぁ~!』

 

 

と投げやり…(¯―¯٥)

 

 

 

 

で…

 

オレはお客さんに…

 

『今日は、シーフードパスタらしいです…』

 

 

と伝えた…(¯―¯٥)

 

 

 

 

 

すると、お客さんは…

 

『え~!私、エビがダメなんです…』

 

と…

 

 

 

 

( ´Д`)んなぁ~~~!!

 

 

 

 

(# ゚Д゚)エビうまいべよ~!!

 

 

 

 

(# ゚Д゚)オレは好きだけどなぁ~!!

 

 

 

 

おまかせパスタ…

 

 

 

 

おわり…(-.-)

 

 

 

 

 

 

【シェフにおまかせパスタ】

 

 

 

 

結果…

 

 

 

【あんまりおまかせできませんパスタ】

 

 

 

┐(´д`)┌↻↻↻

 

 

 

 

おまかせパスタの質問が何度かあり、その度にシェフが頭を抱えるので…

 

 

おまかせパスタは、廃止になりましたとさ…

 

 

 

めでたし…めでたし…?

 

 

 

 

 

 

これまたある日…

 

いつも家族で来るお客さんが来店…

 

 

中学生くらいのお兄ちゃんがいるんだが…

 

 

そのお兄ちゃんが恐るべし…

 

 

 

メチャ…水を飲む…(+_+)

 

 

 

とりあえず最初にグラスに水を入れて持っていくが…

 

 

水を一気飲みする…(*_*;

 

 

 

おいおい…

 

 

 

早ぇ~よ…(*_*;

 

 

 

 

水がなくなったお客さんには、お洒落な瓶に予め入れて冷した水をついでやるのだが、すぐにまた水を持って行かなくてはいけない…

 

このお兄ちゃんが来ると…

 

 

帰るまでに水を7杯くらい飲む…

 

(*_*;

 

 

 

忙しい時に、水を飲み干されると…

 

 

 

∑((((((゚д゚;ノ)ノありゃーー!!

 

 

 

 

また水がねぇ~~~!!!

 

 

∑((((((゚д゚;ノ)ノ

 

 

 

 

忙しいから見なかったフリをしていると…

 

 

 

 

『スイマセン水ください(^_^)』

 

 

 

と…

 

 

 

∑((((((゚д゚;ノ)ノありゃーー!!!

 

 

 

見ないフリもダメかぁ~~(汗)

 

 

 

そして…

 

最後には、夢にまで現れて…

 

 

 

お兄ちゃんの前にあるグラスが空っぽになっていた…

 

(((;´・ω・`)))ガクガクブルブル

 

 

 

オレは、この水飲みあんちゃんがトラウマになっていた…

 

 

(((;´・ω・`)))ガクガクブルブル

 

 

 

 

 

さて。

 

この店で1年と半年も働いてると、不思議な事に同業者が見ただけで分かるのである…

 

 

ある日…

 

 

一人で来店した男性客がいた…

 

 

オレは見てすぐに分かったのでシェフに聞いた…

 

 

『あの人…同業者っぽくないですか?』

 

 

と…

 

 

 

するとシェフは…

 

『あぁ。あの人は、ビストロ○○のオーナーだ!』

 

と…

 

 

知り合いのようらしい…

 

 

料理屋と言うものは、同業者も客として来店し、その店のメニューや店の雰囲気を偵察に来るものである…

 

 

自然とオレも、料理界の空気が分かるようになっていたのだった…

 

 

で…

 

 

さらにある日…

 

 

 

二人のカップル???

 

 

 

いや…

 

 

カップルとは認めたくない変な男と美女の組み合わせが来店した…

 

 

 

しかし…

 

 

変な男から同業者らしい空気を漂わせている…

 

 

さらに変な男は、ペペロンチーノを注文した…

 

 

普通の人では分からないかも知れないが…

 

 

ペペロンチーノを注文するのは、同業者疑惑が高い…

 

 

なぜかと言うと、ペペロンチーノは基本的に味付けが、塩と胡椒のみ…

 

 

正確な名称は…

 

【アーリオオーリオ・ペペロンチーノ】

 

と言う。

 

 

アーリオは、ニンニク

 

 

オーリオは、オリーブオイル

 

 

ペペロンチーノは、唐辛子

 

 

 

つまり…

 

 

具なしで、ニンニクと唐辛子とオリーブオイル、塩&胡椒で味付けしたパスタなのである。

 

具がないので、味をごまかすことが出来ないので、パスタの原型であるペペロンチーノが旨い店は、本物であると言える…

 

 

具がたくさん入っているパスタなんて、ごまかし放題ですよ…(-.-)

 

 

この同業者疑惑の変な男は、ペペロンチーノを注文したので、オレはシェフに…

 

 

『あの人、同業者っぽいですよ…ペペロンチーノ本気出して作ってください!』

 

 

と言ったら…

 

 

 

『よし!わかった!!』

 

 

とシェフは本気出してペペロンチーノを作り始めた…

 

 

 

 

が…

 

 

 

後々…あの変なカップルの話しを聞いていると…

 

 

変な男は…

 

『やっぱりパスタは、ペペロンチーノだよなぁ~!』

 

とか…

 

知ったかぶりの会話ばかり…(*_*;

 

 

 

 

 

コイツは…

 

 

 

 

 

羊の皮を被った…

 

 

 

 

 

 

ヤギだった…↻↻↻

 

 

 

 

鳴き方は同じね。

(^_^)メェ~

 

 

 

 

 

この変な男は、同業者ではなく…

 

 

 

ただのアホらしい…

 

(;´Д`)

 

 

 

 

 

そう…

 

 

同業者と、ただのアホは…

 

 

 

紙一重なのだった...↻↻↻

 

 

 

 

 

これまた話し変わって…

 

実はオレの中には悪魔がいる…

 

 

小学生の時に、オレが大笑いしている時に…

 

『今!口の中に悪魔みたいなのがいた!』

 

と友達に言われた事がある…

 

Σ(゚Д゚)?

 

 

 

槍を持って、ケ~ッケッケ!!

 

(*`艸´)

 

 

 

みたいな…

 

 

 

 

いる…オレの中に悪魔がいる…

 

 

 

食事をしているお客さんを見ていると…

 

 

 

たまに思う…

 

 

 

 

考えてしまう…

 

 

 

 

 

 

この人を後ろから、トレーで頭叩いたら…

 

 

 

どうなるんだろうか…

 

 

 

楽しそうに食事している人を、いきなり後ろからバシ~!!っと頭叩いたら…

 

 

ヽ(`Д´☆ガッ■━⊂(・∀・ ) 彡

 

 

 

 

どうなっちゃうんだろうか…

 

 

 

 

または…

 

 

ピクニックで、楽しそうにお弁当食べている家族を襲撃して、おにぎりを奪って逃走したら…

 

 

 

 

どうなるんだろうか…

 

 

 

 

きっと子どもは、夏休みの思い出の作文にこう書くだろう…

 

 

 

【楽しいピクニックだったけど、変な人におにぎり取られて悲しかったです…】

 

 

って…

 

 

 

 

 

 

 

ダメだ…

 

 

 

 

 

ダメだ…

 

 

 

 

オレの中の悪魔が囁きかける…

 

(*_*;

 

 

 

オレはこの悪魔と格闘しながら生きていかなくてはいけない…

 

(;´Д`)↻↻↻

 

 

 

 

 

 

 

 

誰か…

 

オレの中の悪魔を退治してくれ…

 

(;´Д`)

 

 

to be continued…

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

【次回予告】

 

旅立ちの予感…

 

オレは次のステージへと旅立つ決心をする…

 

☆次回は、10月20日にアップします☆

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました

 

m(__)m

 

今回は短編な話しがいくつか並びました…

 

次回は、旅立ちの決心!最終ステージへと向かいます!

 

もうすぐ終わるか…?

(笑)

 

 

どうか最後までお付き合いよろしくお願いします

 

m(__)m