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episode71
【オレ物語・本丸・第41章】
~ 再開...そして... ~
この物語は、オレの人生の物語であり
すべて実話である。
オレが今、こうして生きているすべての意味…
1つ1つが無意味ではなく、全てが繋がり…
そして今がある…
♦♦【これまでのあらすじ】♦♦
高校を卒業し、地元・茨城県内の私立大学に入学したオレだったが…
就職氷河期と言われた時代…なかなか内定がもらえず大学4年の半ばが過ぎていった…
そんな中、オレがバイトしているガソリンスタンドを経営している本社が倒産してしまい…
【ガイアックス】と言う、ガソリンに代わるアルコール系の次世代自動車燃料の販売店の会社になったのだ!
オレは、このガイアックスに非常に興味を持ったので、バイトの流れで社員になる事に決めたのだったが…
入社してみれば、社員はロボット扱い…
月180時間のサービス残業を平気でやらせるブラック企業だった…
オレは最年少で店長まで上り詰めた。
自分の店では、バイトたちに恵まれ、仲間と共に楽しく過ごせたのだが…
政治と業界から【ガイアックス潰し】をされ、会社の経営が圧迫された…
人件費を極限まで減らせ!バイトを減らせ!との社長の命令に嫌気をさし…なんの罪もないバイトたちをクビにするくらいなら…
こんな会社、オレが辞めてやる…
と、可愛いバイトたちに店を任せて…オレは会社を去ったのだった…
大学を卒業して、わずか1年で…オレは、また振り出しに戻った…
全てをリセットして…
新しくスタートしよう!!
オレの本当の人生はこれからだ!!
オレは、強く心に誓ったのだったが
神は…そっとささやく…
『本当の苦しみは…
これからだよ…』
と…
必死に再就職を目指したオレだったが、何かに邪魔をされてるように、ことごとく失敗...
わかったよ…
そんなに会社員に縁がないんなら…
もうならない…
バカバカしい…
それなら、これからは好き勝手にやらせてもらう…
ついに開き直り、狂った人生の幕開けである...
オレは、家業の農業を手伝いながら、昔から少し憧れだった【芸能人】を目指すことにした!
しかし、そう簡単にはうまくいかなかったオレ…
芸能事務所のオーディションに応募してみたら、みんなインチキばかり...。
芸能界を目指す人は、たくさんいるというのに…
それを、あざ笑うかのような世界…
芸能界に嫌気をさしてきた頃…
占いの雑誌に、6月17日がオレの人生の分かれ道と…
そして…
運命のターニングポイントの6月17日…
オレの携帯が鳴った…
どうやら、以前、芸能事務所に応募した残りの1社の社長からだったのだ…
社長の話しによると、この事務所は、入所料5万円だけで、あとは実力でいろんなドラマやCMにでてもらうと言う…
今までのインチキ事務所とは違うようだ…
それに、占いの雑誌に書いてあった通りの
運命のターニングポイントの日にかかってきた電話…
先が見えないオレに、1つの小さな光…
占いの通りに生きてみようか…
こうしてオレは、この芸能事務所に入ることにした…
芸能事務所に入ってすぐに、社長からテレビドラマの出演依頼があったのだ!!
しかし。
ドラマに出演と言われたが…エキストラだったのだ…
しかし、どんなに有名な俳優でもエキストラは通ってきた道…
ここからチャンスが始まるんだ!と自分に言い聞かせた…
こうして、オレの芸能界の道が始まったのだった…
エキストラばかりの出演が何度か続いたオレ…
オレって、いつまでエキストラやるんだろうか…
そう思いながら、また次の撮影に向かったオレだったが、なんと!!
その日の撮影でオレは、天使に出会ってしまったのだった♡
同じ事務所に所属の彩絵ちゃん…
完全に一目惚れしてしまった…♡
奇跡的に、彩絵ちゃんと話す機会があり仲良くなったオレ!!
それから毎日、オレは彩絵ちゃんと連絡をとっていた…
オレは、また彩絵ちゃんに会いたくなった…
彼女の家は、オレんちから車で3時間くらいかかる距離だったが…
夜の10時過ぎ…
オレは、彩絵ちゃんに会いに行く為に車を飛ばしたのだった…
彩絵ちゃんに会いたい…
ただ…その想いの為だけに…
★★★★★★★★★★★★★
episode71
【オレ物語・本丸・第41章】
~ 再会…そして…~
オレは、彩絵ちゃんに会いに宇都宮市へ向かった…
時間は夜の10時を回っていた…
オレんちから彩絵ちゃんちまでは、車で3時間かかるが…
彩絵ちゃんに会えるなら…
この程度の距離など苦ではない…
彩絵ちゃんに会いに向かっている間…
通り過ぎる道…全てが新鮮に感じた…
坂を上っては下り…
街灯もない田舎道を走り…
1つ1つの道が、彩絵ちゃんへと繋がっている…
この道を通るだけでも幸せを感じた…
時間は夜の12時を回った…
夜中だから、道も空いていたので予定よりは早く宇都宮市へ入った…
細かい場所までは分からないから、彩絵ちゃんに電話をした…
『もしもし?今、宇都宮市に入ったんたけど、今デカイ郵便局の近くにいるのね。彩絵ちゃんちは、どの辺かな?』
すると…
電話している彩絵ちゃんの隣で、男の声が聞こえた…
彩絵ちゃんの隣に誰か男がいる…
とりあえず、それは後にして…
教えられた通りに彩絵ちゃんのアパートへ向った…
彩絵ちゃんがアパートから出てきて、ここでは何だから、ファミレスへ行く事にした…
彩絵ちゃんに、隣に誰かいた?と聞いたら…
『うん。友達が来てるの。私のアパートってね、たくさんの友達が勝手に出入りしてて、たまり場みたいになってるの!(笑)』
って…
なんか変じゃねぇ…(*_*;
普通…そうならないよね…
友達なら誰でも彩絵ちゃんのアパートに勝手に出入りしてるなんて…
彩絵ちゃんって…なんか違う…
恋愛感情っていうか…そんなのナシなの…?
オレに、気があるように接してたのは…
それと同じってことか…
普通…いろんな男の友達とか部屋に来ないよな…
彩絵ちゃんって…
そんなカンジで男と付き合ってるのか…
なんか…
オレ…馬鹿みたい…
純粋に彩絵ちゃんの事を好きになったけど…
実際は、誰にでもいい顔している飲み屋の姉ちゃんと同じか…
なんか…オレ…
馬鹿みたい…
馬鹿だよ。馬鹿…
勘違いしまくりだよ…
そりゃそうだよな…
オレに、そんなうまい話あるわけがない…
さて…
2時間くらいだろうか…
恋愛感情は別として、彩絵ちゃんと再開したし、いろいろと話しをした…
今のあのオカマの社長の芸能事務所…
やっぱり怪しいって…
所属のみんなもギャラなんてもらってないし…
いいように使われてるだけだって…
最近、オカマの社長から仕事の話しがないから彩絵ちゃんが、事務所に電話したら…
会社名が変わってたらしい…
どうやら、あのオカマの社長がやってるらしいが、会社名が変わっている…
つまり…
オレたちの所属事務所は無くなったという事だ…
オレたちは、いいように使われて捨てられたのだ…
あのオカマの社長は、同じ手口でこれを繰り返してるんだ…
オレは、占い雑誌に書いてあった、運命のターニングポイントの日にスカウトされた…
先が見えない真っ黒な自分に、1つの小さな光が見えたと思った…
先が見えない人生に、ようやく長い夜の夜明けが見えたかと思ってた…
しかし…
神はオレをもて遊んていただけだった…
人生への失望…
恋愛への失望…
もっと苦しめ!もっと苦しめ!
と…
神はオレをあざ笑う…
ふっ…
勝手にやるがいいさ…
今さらガッカリもしねぇよ…
もう慣れたよ…
もう芸能界なんて目指さない…
バカを見るだけだ…
始めっから芸能界に縁がなかったんだよオレは…
それに…
今までの撮影で見てきた、たくさんの大物俳優を目指す人たち…
オレは、あの人たちみたいに全てを犠牲にしてまでも俳優を目指す覚悟などない…
自分の家族を守らねば…
そう…
始めから答えは分かっていたんだ…
彩絵ちゃんは、今のアパートを引き払って、東京へ行ってホステスとして働くと言っている…
オレも水商売に関しては、否定はしない…
むしろ、興味がある方だ…
オレの全く知らない世界だから…
彩絵ちゃんは、オレに言った…
『一緒に、アパート住めば家賃半分こで住めるよ♡』
って…
凄い嬉しい言葉だが…
彩絵ちゃんの男に対する感情がよく分からない…
オレは、彩絵ちゃんを本気で好きになった…
だから…
それは出来ない…
オレは、彩絵ちゃんに別れを告げ…
お互いに別々の道を進む選択をした…
これでいいんだ…
オレは、彩絵ちゃんを恨んだりしていない…
ほんの少しの時間でもオレを幸せにしてくれた…
またきっと…
どこかで会えればと…
お互い成長してから…
そう思いながら…
オレは、宇都宮を去ったのだった…
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
オレ…新たな道へ…
本気で結婚相手を探すために…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
episode72
【オレ物語・本丸・第42章】
~ 本気で結婚相手を探す ~
憧れだった芸能界…
足を踏み入れてみたもの…現実とは非常に辛いものだった…
芸能人を目指すたくさんの人達がいるにも関わらず…
それをあざ笑うかのような世界…
真面目に頑張る人たちを喰い物にする奴らがたくさんいる世界…
もうたくさんだ…
オレは、次のステージへと行く…
次は…どうなんるだろうか…
やっぱり…
何をしてもダメな結果になるのか…
自分の存在すら分からなくなっている…
でも…
オレは、次に進まなくては行けないんだ…
結果がダメだっていい…
前に進まなくてはいけないんだ…
何もしないで止まっているのが、一番ダメだ…
オレは、自分に言い聞かせてる言葉がある…
【立ち止まったら負けだ!!】
と…
~7th stages ~
芸能事務所を辞めたオレ…
また振り出しに戻ってしまった…
人生が【スゴロク】だったとしたら…
オレは、何回も振り出しに戻っているのか…
いや…
ゴールしないで、全く別な【スゴロク】の台紙の上をスタートしているのか…
どうせなら、その方がいい…
始めから、1つの【スゴロク】の台紙を永遠に進むよりは、ゴールしなくても別の台紙に移り変わった方がいい…
いつかは…
自分の台紙にたどり着くだろう…
そしたら、コツコツ進めばいいんだ…
さて。
芸能事務所も辞めて、毎日ヒマと言うか…
家業の農業を手伝う毎日のオレ…
毎日…
畑…
全くもって、外との交流がない…
ってか…
こんなん毎日続いたら…
出会いがなくて、結婚なんてできない…
(*_*;
外に出ないとマズイでしょう…
(*_*;
ってなワケで、出会いがある外で働く事にしようと思った…
でも、オレは会社員に縁がないようだ…
強力に縁がないようだ…
何かが邪魔をしている…
だからね。
別に、会社員じゃなくていいのよ…
(-_-)
バイトでいいのよ。
バイトで…
オレは、農家の長男だし…いずれは家業の農家を継ぐんだから、嫁さん見つけるまではバイトでいいのよ…
大学を卒業してるが…
ガソリンスタンドの店長をやっていたが…
そんな過去の履歴なんて、どうでもいい…
どうせなら、自分の好きな仕事をやってみよう…
楽しい仕事をやってみよう…
しかし…
オレの好きな仕事ってなんだろか…???
(*_*;(*_*;(*_*;
さて。ある日...
親戚の結婚式に行ったオレ…
そこの結婚式場は、ガーデニングタイプの式場でオシャレだった…
そこで働いてるスタッフを見ていると、オシャレな制服で、耳にマイク付けてヒソヒソと段取りを…
なんてカッコイイんでしょぅ…
ヽ(´ー`)ノ♪
なんてステキなんでしょぅ…
ヽ(´ー`)ノ♪
女性スタッフも、キレイな人が多いし♡
あ~。こういうトコで働いてみたいなぁ…
職場で出会いもたくさんあるだろうなぁ…
数日後…
新聞のチラシに求人情報誌があった…
見てみると…
なんと!この前の結婚式場の求人があるではないですか!!
さっそく電話をしてみると…
なんと…
土日祝しかバイト募集してないと…
_| ̄|○ il||li
オレは…
毎日働きたいんだよ…
土日祝だけじゃ、出会いが足りないのよ…
これじゃダメだな…
(-_-;)
次を探すか…
(*_*;
オレが働きたい職場が何となく分かってきた…
○オシャレな店で…
○女性スタッフが多くて…
○女性客が多くて…
要するに…
出会いがバリバリある職場だ!!!
(# ゚Д゚)出会いだぁぁぁ!!
バイトでいいんだ!!
バイトで!!
バイトならすぐに見つかるはずだ!!
(# ゚Д゚)チキショめーー!!!
たくさんの求人情報誌を読みあさった…
【清掃業…】
出会いはムリだろぅ…
(-_-)
【トラックドライバー募集!】
オレは、トラック野郎じゃなぃ…
(-_-)
【コンビニ…】
昔、深夜のバイトした…
おでんは売りたくないからダメだな
(-_-)
【パチンコ店員】
パチンコやらないから、わからん!!
【医療事務】
資格などない!!
【なんとか農園…】
オレの家は、農家だぁ!!
(# ゚Д゚)ふざけんなぁー!!
なかなか、理想のバイトがない…
(*_*;
すると…
求人情報誌の小さな枠に、1つのバイト募集が…
フランス風ビストロのレストラン…
【la・festa】
この店…
知ってる…
学生時代の通学路で毎日通りかかった店…
当時、特に気にはしなかったが
小さなオシャレなビストロレストランだ…
まだあの店あったんだ…
面接…行ってみようかな…
こうしてオレは…
学生時代を思い出す店へ面接に行ってみたのだった…
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
オレ…運命の店へ…
ここから、オレの人生が大きく変わっていく…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
episode73
【オレ物語・本丸・第43章】
~伝説のお姉さん~
オレは、大学生の時によく通りがかったお洒落なビストロの店へ面接に行った…
そして、店に着いた…
見た感じ、昔と店の雰囲気は変わってないようだった…
ちょうどランチタイムが終わり、いったん店をクローズしたところだったようである…
この店は、ランチとディナーの時間にしか店を開けない。
ファミレスみたいに、常時営業しているわけではないのだ。
さて。面接が始まった…
オーナー1人だけだった…
この店は、客席が20席位しかない小さな店だった…
だから、従業員は…
オーナーと、バイト1人だけなのである…
(*_*;
まず…
職場の出会いは無理だ…
(*_*;
お客さんを狙うしかない…
(*_*;(*_*;(*_*;
オーナーは、一見…メチャ怖そうな人に見える…
(*_*;
天然なんだろうけど…眉毛が半分しかない…
で…
手首にはたくさんの火傷の後が…
ヤンキーがよくやる、火の着いたタバコを手首にあてる【根性焼き】かと思っていたが…
どうやら…
オーブンで火傷した跡らしい…
(*_*;
料理人には付きものである…
面接で、オーナーが言った…
『なんで大学も出て、ガソリンスタンドの店長もやってたキミが、こんなちっぽけな店で働こうと思ったの?』
と…
オレは、過去の経歴関係なしに、自分の好きな仕事をやってみたいと言った…
それに…
何よりも…
出会いを求めて外に出てきたと伝えた…
オーナーは、笑いながら…
『キミなら、すぐに彼女できるんじゃないの?』
と…
分かってないな…
(-_-)
違うんですよ…
呪いなんですよ…
この彼女が出来ない呪いは、ホントスゴイんですよ…
(TдT)(TдT)(TдT)
オーナーは…
『キミ…面白いねぇ(笑)』
と…
オレは、面白くないです…
(-_-;)
もう、呪いは勘弁して欲しいッス…
(TдT)
この店がバイトを募集したのは、今働いているお姉さんがいるらしく、結婚するから辞めると言い出して、今回バイトを募集したらしい…
と、言う訳で…
採用枠1人の所に、オレは採用された…
1週間くらいは、仕事を覚えるのに、以前まで働いていたお姉さんと一緒に仕事をする事になった…
どんなお姉さんかと思っていたら…
メガネを掛けている姿が…
それがまた、料理人オバサンの…
【平野レミ】っぽいお姉さんだった…
(*_*;
オーナーは、平野レミに【シェフ】と呼ばれているようだ…
ま~。
確かに、シェフだな…
(-.-;)
こうして、オレもオーナーの事を…
【シェフ】と呼ぶようになった…
オレの仕事は、接客と、シェフが作った料理を運ぶ…
お客さんに水を持ってったり…
水…おかわりを持ってったり…
(# ゚Д゚)何回水飲んでんだよ!!
って人に、また水を持ってったり…
お会計やったり…
皿洗ったり…
メチャメチャ皿洗ったり…
モップがけしたり…
近くの、変な脂っこい顔したオヤジが経営する肉屋に仕入れに行ったり…
(;´Д`)ハァハァ
でも…
なんか好きかも…
(*゚∀゚)☆
黒いズボンに、【コックスーツ】と言われる白い上着を着るのが気に入ってしまった…
ヽ(´ー`)ノ♪カッケー!!!!!
こうして…
見習いの1週間が終わり…
仕事を教えてくれた平野レミは、店を辞めていった…
これから、シェフと2人で仕事である…
男2人で、華もない…
(*_*;
ま。たくさんのお姉さんたちがお客さんで来るのが幸い~
♡ヽ(´ー`)ノ♪
さて…
オレが、この店で働き始めて1週間くらいが経ってからだ…
不思議な出来事がよく起こった…
お客さんがたくさん来るんだが…
皆…同じ事を言う…
『あれ?あのお姉さん…辞めちゃったんですか???』
と…
あのお姉さんって…
( ゚д゚)平野レミか…???
オレは、お客さんに
『メガネを掛けたお姉さんですよね?』
と、確認すると…
『いぇ…その前の人です…』
と…
オレは、毎日、毎日。たくさんのお客さんに同じ質問をされた…
残念ながら…
平野レミではない…
平野レミ…
残念~~~!!!!
…凹○↻↻↻↻
その前に働いていたお姉さんの事を、皆が言っている…
(*_*;
オレは、知らない人なんだが…
シェフに聞いてみると…
『あ~。以前、働いていたお姉さんがいてね。ものすごく人気があったんだよ。彼女に会うのが目的で、男女問わずたくさんのお客さんが来てたんだよ。』
と…
( ゚д゚)なんだ?そりゃ???
どうやら…
メチャメチャ人気があり、料理以外に彼女に会うために来るお客さんが多数いたようだった…
すげえ…
レストランって…
ただ、メシを食いに来るだけじゃないのか…
どんなお姉さんなんだ…
そのお姉さんがいたおかげで、店が繁盛したらしい…
招き猫のようなお姉さんなのか…
(*_*;
まさに…
【伝説のお姉さん】である…
オレは、この店で働いて一番最初に驚かされたのは…
この【伝説のお姉さん】の存在だった…
この店は、小さな店なんだが…
お客は皆…
プラスアルファを求めに来る…
小さな店だが、奥が深い…
どうやらオレは、この店を甘く見ていたようだ…
そして…
この【伝説のお姉さん】が、今後のオレの人生を大きく変えるとは…
まだ知らぬオレだった…
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
オレ…
伝説のお姉さんとご対面…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
episode74
【オレ物語・本丸・第44章】
~ 太陽の人 ~
この店に来るお客さんのほとんどが、以前働いていた【伝説のお姉さん】と会うのを楽しみにやってくる…
80パーセント以上、リピーターのお客さんである…
つまり、【伝説のお姉さん】お目当てのお客さんである…
オーナー(シェフ)の話しによると、彼女はお客さん1人1人に対して、自然と繊細な対応をしていたようだ…
そして、自然と彼女に対して男女問わずに、ファンが増えていったようだ…
テレビドラマのように、バラの花束を持って…
『結婚を前提に付き合ってください!』
と、熱烈なアタックをした人もいたらしい…
また…
彼女はこの店の他に、小さなスナックでバイトをしていたらしく、スナックのママさんにこう言われたらしい…
『あなたみたいな人は、こんな店なんかで働くより、銀座のクラブで働けるくらい十分な力があるわよ。』
と…
彼女が自然と人を引き付ける力…
これはもはや…
【天才】としか言えない…
しかし…
なんと言うか…
似合わぬ結末と言うか…
彼女は、一度だけお見合いをして…
一発で結婚してしまったそうだ…
それが彼女にとって幸せならいいんだが…
オレにとっては、なんか…
失礼な話しになるが、もっと彼女に活躍してもらいたかったな…と。
会ったこともない人だが、話しを聞いたり、こうして彼女をお目当てに来るたくさんのお客さんを見ていれば分かる…
そのお姉さんは、只者ではない事が…
【伝説のお姉さん】をお目当てに来るたくさんのお客さんたち…
しかし。彼女はもういない…
彼女の後釜を引き継いだオレ…
オレでは、このお客さんたちを満足させられるのか…
今までずっと接客業の仕事をやってきたオレ…
接客には自信があったが、それはただの接客に過ぎなかったのだ…
人の心を掴むと言うこと…
これは、もはや【接客】の一言では言えない…
【神業】に値する…
オレは…【伝説お姉さん】のようになれるのか…
【伝説のお兄さん】になれるのか…
そしてある日の事…
バイトの仕事に慣れてきた頃…
あの【伝説のお姉さん】が店にやってきたのだ!!
\(◎o◎)/
近くまで来たから、久しぶりに寄ってみたと…
オレは、初めて【伝説のお姉さん】と対面した…
少しでも可愛かったら、すぐに惚れるオレだったのだが…
なんと言うか…
そんなカンジには、なれなかった…
もちろん。彼女は、とてもキレイなお姉さんなんだが…
なんと言うか…
太陽のようにしか見えなかった…
よくテレビで…
『君は僕の太陽だ!!』
とか、アホくせぇ台詞じゃなくて…
彼女が、オレの目をジッと見つめて話しかけている姿が、太陽のようにしか見えなかった…
彼女から、ものすごい黄色いオーラのようなものがみえる…
スーパーサイヤ人じゃないょ…
(-.-;)
彼女の目が、ギラギラしていて…
惚れるとか、そんな話しのレベルではない。
あの時、一度しか会ってないが…
今だに彼女のギラギラした顔が忘れられない…
惚れるだなんて、めっそうもない…
高嶺の花よりも、上の存在に見える…
彼女が雲の上に咲く、美しい花なら…
オレなんか…
オレなんか…
野グソだ…(-_-)
野グソは、雲の上の美しい花と結ばれるわけなどないが…
野グソにだって、【プライド】ってのがある…
オレは、今まで色んな仕事をやってきたが、誰にも負けた事はなかった…
伝説のお姉さんに負けない
【伝説のお兄さん】になってやろうじゃないか!!
よし…
いい目標が出来たぜ…
ただのバイト感覚で、この小さな店に入ったオレだったが…
まさか、こんな大きなものに出会うとは…
なんだか楽しくなってきたな…
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
~伝説のお兄さん?…発進~
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
episode75
【オレ物語・本丸・第45章】
~修行開始~
こんなちっぽけな店なんだが、この店には
【プラスアルファ】の力が必要である…
普通に接客していれば、それでいいのかも知れないが、なんせ以前に【伝説のお姉さん】の存在があったので、オレはあの【伝説のお姉さん】を超えてやると誓った…
オレだって、お客さんに認められる人間になってやる…
オレの修行の始まりだった…
とりあえず、仕事には慣れてきたオレ…
いつも通りに接客しながら、オレには何が必要なのかを考える毎日だった…
ある日。
お客さん来店…
中年の夫婦のようだ…
『いらっしゃいませ♪こちらへどうぞ♪』
と、テーブルに誘導しメニューを渡す…
で…
何でだか知らんが…
長年の職業病か…
『灰皿、ゴミなどありますか?』
と、言ってしまった…
(;´Д`)↻↻↻
そう…
ガソリンスタンドの接客病である…↻
レストランにメシを食いに来て、『灰皿、ゴミなどありますか?』と言われたら謎である…
(;´Д`)ハァハァ
すかさずオレは…
『あ…スイマセン…以前ガソリンスタンドで働いてましたもので(汗)』
お客の夫婦は、見事に大ウケ…
アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノ
ヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ
ま…(-.-;)
お客さん喜ばせたって事で、結果オーライかと…
(;´Д`)↻↻↻
さらに、店の電話か鳴り…
『はい!ありがとうございます!ガイアックス石岡店でございます!』
♪(・ω・)ノ
あ…
(# ゚Д゚)『違~~~う!!』
『大変失礼いたしました…(汗)
レストランLa festaでございます(汗)』
いかん…(*_*;
いかんな…
(*_*;(*_*;(*_*;
以前の職業病が治らん…
(*_*;
しばらくの間…ガソリンスタンド病と戦うオレだった…
(*_*;
さて。
今までオレは、料理なんて興味を持った事などない…
何がスゴイって…ガスコンロすら触った事もない…
v( ̄Д ̄)v イエイ
さらに、酒も飲まないので…
酒の名前すら知らない…
v( ̄Д ̄)v イエイ
【松竹梅】くらいしか知らん…
v( ̄Д ̄)v イエイ
そんなオレが、料理とお酒を扱う店でよく働こうと思ったもんだ…
(*_*;
しかし…これが逆に、全く未知の世界だったので興味津々になった!!
とある日…
お客さんに『カーディナルください』
と言われた…(-.-;)
( ゚д゚)何だ?カーディナルっちゃ…
オレは、オーナー(通称:シェフ)に…
『カーディナルっちゃ~、何すか?』
と聞くと…
そこに、カクテルのレシピがあるから、それ見てやってくれ!と…
そう…
シェフは、料理を作るのが忙しいんでカクテルなど作っていられない…
そう…
オレは、カクテル作ったりするのも仕事である…
テレビで見たことあるぞ…
牧場の牛乳が入ってるピカピカの入れ物が小さくなったような…あの変な入れ物をシャカシャカ振って、かっこつけて、三角グラスに注ぐやつか…
ふん…(-_-)
(# ゚Д゚)かっけぇ~~!!!
こりゃ、女にモテまくりだぁぁ!!
(# ゚Д゚)ウリャャャャャャャ!!!!!!!!!!
さっそく、シャカシャカやってやろうとしたら…
ご注文のカーディナルは…
カシス+赤ワインで…
直接グラスにいれて、チョコチョコとかき混ぜるだけのようらしい…
凹○↻↻↻ツマンネェ…
さらに…
常連のマダム様ご来店…
マダム様は言った…
『メニューには、ないんだけど
ペンネアラビアータできますか?』
と…
( ゚д゚)なに?
( ゚д゚)今…なんて言った…???
オレは、もう一度聞き直すと…
マダム様『ペンネアラビアータ』
オレ『……???』
マダム様『ペンネ!』
オレ『変ね?』
マダム様『アラビアータ!』
オレ『アラビアンた!』
オレ『わかりました!少々お待ちください!!』
ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
オレは、シェフの所へ行って…
( ゚д゚)『シェフ~!!』
『変ね!アラビアンた!できますかぁ??』
ε=\_○ノ ズッデェェェン!!!!
プラスアルファだけでなく…
料理の知識も修行せねばならんな…
(*_*;
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
さらに修行は続く…
episode76
【オレ物語・本丸・第46章】
~オレVS主婦連合~
この店に以前いた【伝説のお姉さん】に勝つために…
【伝説のお兄さん】を目指すオレ…
今日もまた修行が開始された…
昼時のランチタイム…
どの店もそうなんだろうが、今までガラガラだった店が一気に混み始める…
(*_*;
1人お客さんが入ると、なぜか…釣られるようにまた1人…また1人…と…
この急激な混み具合…
もしかしたら…!!!
観光バスが停まって、一気にお客さんがやってくるんではないのか…???
プシュン!(バス停車)
ビーーー!!(ドア.オープン!!!)
ゾロゾロゾロゾロ~♪♪♪
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(# ゚Д゚)間違いない!!!
オレは、急いで店の外に観光バスが停まってないか見に行ったら…
そんなものなど…ない。
…凹○↻↻↻コテン
さて。
この店のメニューは、全てコース式となっているので、食後に必ずコーヒーが付く。
ほとんどが、ホットコーヒーである。
ここで1つ…
タメになったねぇ~♪
ヽ(´ー`)ノ
の話し。
ホットコーヒーをいきなりコーヒーカップに入れると、コーヒーカップに熱を奪われてしまうので、あらかじめコーヒーカップに熱湯を入れて温めておくと良いらしい。
【伝説のお姉さん】は、常にそれをやっていたようだ…
ふん…(-_-)
手ぬるい!!
コーヒーカップに熱湯を入れておくなんて手ぬるい!!
だったらオレは…
熱湯にコーヒーカップを浸しておくのだ!!
(# ゚Д゚)参ったか!コラー!
コーヒーカップの持つところまで、アッチッチだ!!
(# ゚Д゚)アッチッチだ~!!
オレは、小さなシンクに熱湯を溜めて、そこへコーヒーカップたちを沈めてやった!!
しかし…。
コーヒーカップを取る時に、オレの手もアッチッチである…
(*_*;(*_*;(*_*;
お客さんのコーヒーの保温の為だ…
アッチッチで頑張るしかない…
(*_*;
さて…
ランチタイムのクソ忙しい時…
4人の主婦連合のお客さんが、食事を終えたので、食後のコーヒーを持っていく事になった…
しかし。今日のランチタイムは満席でメチャ忙しい
(*_*;
オレと、オーナー(通称:シェフ)しかいないから、オレが料理運んだり、お会計やったり…
メチャ忙しい…
(*_*;(*_*;(*_*;
で…
急いで4人の主婦連合にコーヒーを4つ持っていったんだが…
なんせ慌てていたので…
コーヒーの量が…
各自…
ちこ~っとずつ…
量が違った…
(*_*;(*_*;(*_*;
オレは、知らんフリして、コーヒーを主婦連合に配る…
すると…
主婦連合たちは、何やら目で合図したというか…
主婦連合専用テレパシーで会話し始めた…
オレには分かる…
何言ってるか分かる…
『あれ!?コーヒーの量が違うわ!!
どれ!!あんたコーヒー好きだから、多い方と交換してやるわ!!』
と、言ってるに違いない…
ほれ見ろ!!思った通りだ!!
主婦連合たちは、コーヒーの交換を始めた…
(*_*;(*_*;(*_*;
スイマセンね…
コーヒーの量が違って…
分かってはいたんですよ…
確信犯ですよ…
次は気をつけますよ…
どうもスイマセンでした
(-_-)
どうもスイマセンでした
(-_-)
はい。どうもスイマセンでした
(-_-)
そして…
主婦連合の1人の主婦で、メチャ根性悪そうな顔をした主婦が…
『次、何かやってみろ!そしたらすぐに文句言ってやるからな!!』
のようなオーラを出して…
般若のような顔をして、こちらをチラ見している…
(*_*;(*_*;(*_*;
あの~。
奥さん…。
その顔は、ダメですよ…
何で、そんな性格になっちゃったんですか…
あなたの家庭の事情は知りませんが…
それはダメですよ…
他にぶつけるトコないんですか…
(*_*;(*_*;(*_*;
今日は…
主婦を敵に回してはいけないと言うことが…
お勉強になりました…
(*_*;↻↻↻
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
まだまだ修行は続く…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
episode77
【オレ物語・本丸・第47章】
~オレのお客さん~
この店で以前働いていた
【伝説のお姉さん】
オレは、この【伝説のお姉さん】を超えるために…
【伝説のお兄さん】を目指して修行をする毎日が続いた…
ある日。
いつものランチタイム…
この店の素晴らしいトコは、女性客が多いという事♡
こんな小さなオシャレな店だから、女性客が集まるのは普通である。
あとは、素敵な出会いを待つだけなんだがな…
(;´Д`)ハァハァ
と…そこに…
50代のおっちゃんが、1人でご来店…
おっちゃんが1人で来るなんて珍しい…
(*_*;
初めて見る人だ…
近くの会社の人かな…?
1人で昼飯食いに来たんだろうな…
で。おっちゃんをテーブルに案内させた…
周りが女性客ばかりだし、1人では落ち着かなそうだったので…
料理が来るまで、おっちゃんヒマだろう…
(-.-;)
と思ったんで…
『料理ができるまでどうぞ♪』と新聞を持っていってあげた…
すると、おっちゃんは…
『おっ?ありがとう!』
と、嬉しそうだった…
料理を食べ終わったおっちゃんは、お会計を済ませて…
『おいしかった。』
と言って帰っていった…
その夜…
この店は、ランチタイムが終わったら、一度店を閉めて、夕方6時からディナータイムとして再開する…
今夜はメチャヒマである…
(*_*;
まだ一人もお客さんが入らない…
(*_*;
この店は、オーナー【通称:シェフ】の料理は、最高に美味いんだが…
店の場所が悪くて、なかなかお客さんが入りづらいのだ…
だから、新規のお客さんがなかなか来なくて、くちコミや、リピーターが多いのである。
今までに、ランチタイムのお客さん0人…
とか…
ディナータイムのお客さん0人…
とか…
さらに…
昼も夜も0人という…
野球で言えば【完封】の日もあったらしい…
ノーヒット・ノーラン↻
(*_*;(*_*;(*_*;
この店は、場所だけが残念である…↻
さて。
今夜はお客さん0人???
かと思っていたら…
店の扉が開いた…
『いらっしゃいませ!!』
あ…
( ゚д゚)あれ???
昼間1人で来たおっちゃんである…
しかも、今度は奥さんを連れてやってきたのだった…
『お昼はありがとうございました。また来てくれたんですね!』
と、おっちゃんに言うと…
『美味しかったからね。今夜は、母ちゃん連れてきたんだよ(笑)』
と、おっちゃんは言った…
おっちゃん夫婦は、ワインを注文し、夜らしいディナーを楽しんでくれていた。
他にお客さんがいないから貸し切り状態である…
(*_*;
オレもヒマだったので、料理を運ぶ度に
おっちゃん夫婦と会話をした。
おっちゃん夫婦も、話しをするのが好きなようで、色々と話しをした。
この店を気に入ったのは、料理が美味しいのと…
オレの事を気に入ってもらえたからだと…
すごく嬉しかった…
たまたまと言うか…おっちゃんヒマそうだったし…新聞を持っていってあげたことが、おっちゃんには凄く嬉しかったようである…
オレは今まで何年もガソリンスタンドで働いてきて、接客には自信があったが…
この店に入って…
【伝説のお姉さん】の存在で思い知らされた…
オレが、今までやっていた接客は…
ただの【店の流れ作業の接客】であるという事…
だからオレは、【伝説のお姉さん】を超えようと、接客以上の接客を目指していた…
店の印象というものは
【料理より人の存在】
であるという事…
オレは、店の質を良くしたいという気持ちと、自分自身を認めてもらいたいという気持ちだった。
【伝説のお姉さん】は、とにかくお客さん全てと楽しく会話をしていたという…
だから、オレもお客さんと会話をすることを毎日の第一の課題としている。
しかし…
女性客が多い中…
何を話せばいいのか…
しかも…
【彼女募集中】の身につきまして…
変に女性客を意識してしまい…
邪念がオレの行く手をさえぎっていた…
(*_*;(*_*;(*_*;
だが…
オレは、昔からおっちゃんに対しては、初めて会う人だろうが、何の気も使わずに打ち解けて話す事ができた…
ま…
おっちゃんだし。何の期待もないからな…
(-.-;)
だからオレは、このおっちゃんに対してストレートに接する事が出来たのだった…
いずれ…
これが全てのお客さんに出来れば…
オレは、【伝説のお兄さん】になれるのだ…
さて。
このおっちゃん夫婦には、子どもがいないらしく…
オレを息子のような存在に思えると言ってくれた…
ここまで人に、褒められたり、認めてもらえたのは初めてだった…
さらに…
相変わらず今夜は、お客さんが来なくて…
おっちゃんが…
『マスター!こっちに来て一緒に飲もうや!』
と…
おっちゃん夫婦&オレ&マスター
の飲み会になってしまい…
もはや、仕事場ではなくなった…
(*_*;(*_*;(*_*;
普通のレストランではありえないこと…
これが…
【接客を超えた接客】なんだろう…
おっちゃんの名前は熊本さん。
熊本さん夫婦は、楽しいディナーだったと満足して帰ってくれた。
そして…
これを機に…
店の流れが、ガラリと変わるとは…
まだ知らぬオレだった…
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
~イッツ・ア・オヤジワールド~
オヤジの世界へようこそ…
episode78
【オレ物語・本丸・第48章】
~イッツ・ア・オヤジワールド~
オレは初めてお客さんに認められた…
ちょっとした気遣いが、オレの事を気に入ってくたのだった…
残念ながら…
キレイな女性ではなく、おっちゃんだったが…
しかし。おっちゃんであれ、オレは初めてお客さんに認められた事がすごく嬉しかった…
【伝説のお姉さん】に1歩近づけたか…
しかし、あのお姉さんを超えるには…
まだまだ修行が必要である…
オレを気に入ってくれたおっちゃんの熊本さん。
なんと次の日のランチも食べに来てくれたのだった!!
『いらっしゃいませ!今日も来てくれたんですね!ありがとうございます♪』
熊本さんは、
『会社が近いしね。ここ美味しいから会社の仲間も連れてきたよ。』
と…
おっちゃん3人組のご来店である…
女性客が多いこのオシャレな小さい店…
おっちゃんたちが、テーブルに座ってると異様なカンジである…
(*_*;
ま…
これもアリかと…
(-.-;)
さらに別の日…
ニコニコ顔をした見たことのないおっちゃんが1人で来店した…
(^_^)
↑↑↑まさに、こんな顔である…
熊本さんと一緒じゃないし…
熊本さんと同じ会社の人ではないな…
ニコニコ顔のおっちゃんは、メニューをみてどれにしようか迷っていた…
オレの店では、ランチタイムのメニューは、定番メニューと、【今日のランチ】というメニューがある。
今日のランチの場合、小さな黒板にメインメニューが書いてあるのでそれを見せながら説明する…
すると、ニコニコ顔のおっちゃんは…
『じゃ、そのランチ(^_^)』
とニコニコ顔で言った…
なんだか知らんが…
オレも、ニコニコ顔になってくる…
(^_^)
キレイな女性客には、変に意識をもってしまい、気軽な対応できないんだが…
おっちゃんには、何の意識もないんで…
オシャレなビストロレストランの対応というよりは…
大衆食堂のようなオープンすぎる対応なってしまう…
ニコニコ顔のおっちゃんにも、暇さえあれば話しかけてたオレ…
そして…
ニコニコ顔のおっちゃんが食事を終え…
『今日のランチどうでしたぁ?』
と聞くと…
『美味しかった(^_^)』
と、さらにニコニコして帰っていった…
で…
次の日…
またもや、ニコニコ顔のおっちゃんが来店!
(^_^)
オレは、
『今日もありがとうございます(^_^)今日は、何にしますか(^_^)?』
と言うと…
ニコニコ顔のおっちゃんは…
『ランチ(^_^)』
と言った…
ランチって…
ハンバーグランチとか…
パスタランチとか…
色々とランチなんだが…
(*_*;
あ…
【今日のランチ】って意味ね…
(-.-;)
聞かなくても分った気がした…
それから平日の昼は、ほぼ毎日のように
ニコニコ顔のおっちゃんが来店…
オレ『いらっしゃいませ(^_^)』
おっちゃん『ランチ(^_^)』
オレ『いらっしゃいませ(^_^)』
おっちゃん『ランチ(^_^)』
オレ『いらっしゃいませ(^_^)』
おっちゃん『ランチ(^_^)』
オレ『いらっしゃいませ(^_^)』
おっちゃん『ランチ(^_^)』
ランチ(^_^)
ランチ(^_^)
ランチ(^_^)
ランチ(^_^)
ランチ(^_^)
こうして…
オレはこのニコニコ顔のおっちゃんを…
【ランチさん(^_^)】
と呼ぶようになった…
さらにまた知らぬおっちゃんがご来店…
【ジャガー】という車に乗ってやってきた…
オレは車が好きなんで…
メニュー渡す前にいきなり…
『ジャガー乗ってるんですか!凄いですねぇ~!』
と、完全にレストランの会話ではない…
しかし。それが嬉しかったのか…
ジャガーオヤジにも気に入ってもらえた…
またまたある日。
今日は雨が降っている…
また初めて見るおっちゃん来店…
そのおっちゃんの車を見ると…
素晴らしい!!
ワックスかけたばかりなのか、水を弾きまくっていた!!
オレは、なぜかあのワックスの水弾きに感動して…
『いらっしゃいませ!お車、メッチャワックス効いてますね!!』
と…
完全にレストランの会話ではない…
しかし。これがまた気に入ってもらえたのか…
ワックスオヤジとも仲良くなってしまった…
そして…
気がつけば…
ランチタイムのお客さんたちが…
オヤジ…
オヤジ…
オヤジ…
オヤジ
オヤジ…
【イッツ・ア・オヤジワールド】になってしまった…
(*_*;(*_*;(*_*;(*_*;
オレがこの店に入ってから…
女性客が少しずつ減り…
おっちゃんたちが少しずつ増えていった…
そして…
【イッツ・ア・オヤジワールド】の完成である…
このオシャレなビストロレストラン…
【おっちゃんだらけのビストロレストラン】になったのは、今までにないという…
オレは、素敵な女性客と素敵な出会いを求めてこの店に入ったのだが…
なぜ女性が減り…
オヤジが増える…
(*_*;(*_*;(*_*;
そうか…
これが、オレの【色】なのか…
このオシャレなビストロレストランは、食事だけでなくプラスアルファが必要な店…
料理ではなく、接客する者がこの店を動かすのだ…
この店は、いつの間にやら…
オレの色に染まってきたのだ…
おっちゃん好みの店へと…↻↻↻
しかし…
今まで来てくれてたキレイな女性客たちよ…
ドコいっちゃったの…
(TдT)
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
なんでだろ~ぅ???
episode79
【オレ物語・本丸・第49章】
~なんでだろ~ぅ?~
伝説のお姉さんを超えるため、日々修行の毎日…
ようやくオレ色が出始めてきたのだが…
なんと…
店のお客さんがオヤジだらけと変化していった…
伝説のお姉さん時代とは全く異なった雰囲気になってしまった…
しかし。これがオレの色…
オレを認めてくれたお客さんに違いはない…
オヤジだらけだがな…(*_*;
でも…
元はと言えば、素敵な出会いを求めてこの女性客の多い店で働き始めたのに、女性客が激減してオヤジが激増した…
(*_*;
何でだ…(*_*;
何でだ…(*_*;
何でだろう…(*_*;
何でだろう???
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ジャジャジャジャンジャン♪
何でだろう~?
何でだろう~?
ななな何でだろう~?
女を求めて
この店に入った
何でだろう~?
(何でだろう~?)
女が減って
オヤジが増えた
何でだろう~?
(何でだろう~?)
ジャジャジャジャンジャン♪
何でだろう~?
何でだろう~?
ななな何でだろう~?
コーヒーの量が違って
主婦らにガン飛ばされた
何でだろう~?
(何でだろう~?)
また来ます♡と言って
二度と来ない女ら
何でだろう~?
(何でだろう~?泣)
どうでもいい事だけど
この【ラフェスタ】と言う店…
怪しい店に間違えられるの…
何でだろう~???
(何でだろう~?)
ジャジャジャジャンジャン♪
何でだろう~?
何でだろう~?
ななな何でだろう~?
ジャン!ジャン!ジャン!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
そうか…
そういう事だったのか…
謎は…
全て解けた!!
オレから強力に女たちが離れていくワケ…
原因は…
オレにあったんだよ…
自分でも気がついていなかった…
そう…
オレには…
ヘビ女が取り憑いている!!!
\(◎o◎)/ギャー!!
オレには見えないんだが、女たちには見えるんだ…
オレが、女たちと楽しく会話していると…
オレの背後からヘビ女が…
(# ゚Д゚)シャー!
(# ゚Д゚)シャー!
って女たちを追い払うのだ…
\(◎o◎)/ギャー!
\(◎o◎)/ギャー!
だから女が激減してオヤジが激増したんだ…
そうか…
そうだったのか…
うん。きっとそうだ…
ヘビ女だ!ヘビ女!
この前なんか…
オレは、お店のお客さんたちに楽しんでもらおうと、楽しく食事している姿をデジカメで撮影して、次に来てくれた時に写真をプレゼントしていた…
そこに、若いお姉さん二人組がやって来た…
オレは、二人組のお姉さんたちとイイカンジに仲良くなり…
『次に来てくれた時までに写真用意しときますね♪』
って言ったら…
『楽しみにしてま~す♡』
って喜んで帰って言った♡
が…
それ以来、来ねぇ~~し!!!
(# ゚Д゚)チキショー!!
ミユキと、マチコ~!!!
(# ゚Д゚)ふざけんじゃねぇー!!
完全にオレのヘビ女に追い払われた…(泣)
また…
ヘビ女は関係ないかも知れんが…
お客さんが食事している姿を写真撮って、次に来てくれた時にプレゼントするのには、もう一つ理由がある…
また来た時に、食事をしてくれるから売上に繋がるのだ!!
(゚∀゚)商売上手♪
が…
とある家族がやってきて、楽しく食事をしている姿を撮ってあげて…
『次に来てくれた時までに写真用意しときますね♪』
って言ったら…
3日後…
子どもたちだけが店にやってきて…
(^_^)
(^_^)
『写真もらいにきました~♪』
って…↻↻↻コテン
窓から覗くと…
|д゚)チラッ
母親が車の中から様子を伺っている…
|д゚)チラッ
(-.-;)
子どもたちは写真だけもらって、帰っていき…
母親は、ダッシュで車を発進させた…
おぃ…(-.-;)
子ども使ってんじゃねぇーー!!!
(# ゚Д゚)卑怯だー!!
(# ゚Д゚)メシ食っていけー!!!
ヘビ女さんよ…
オレに近寄る女ばかり追い払ってないで、あの家族をなんとかしろ…
(-.-;)
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【次回予告】
谷村新司?ご来店…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
今回も読んで頂きありがとうございました
m(__)m
ちょっと思い出した話し...
東日本大震災の頃に熱帯魚を飼っていました…
しかし、大震災が起きて停電が3日間続いたんです。
季節は3月でまだまだ寒く、熱帯魚は水温が25℃位ないと生きていけません。
停電だから水を温めるヒーターが使えませんでした…
ウチには小さな発電機がありましたが…
最低限の生活に使う電力しか補えず…
さらに、発電機の燃料のガソリンも余裕がなかったので、熱帯魚たちに電力をまわしてあげられる余裕がなかったんです…
3月なんで水温は10度以下になり、熱帯魚たちは静かに水槽の下へと沈んでいきました…
魚たちを見殺しにしてしまった事…
ただ、『ごめんな…』としか言えませんでした…
それ以来、熱帯魚を飼うことはありませんでした…
ホームセンターのペットコーナーにある熱帯魚売り場にも近づきませんでした…
それから5年くらいでしょうか…
いろいろあって熱帯魚を飼うことにしました。オレとしては重い腰を上げたつもりです。
でも、もともと熱帯魚が好きなだけあって、久しぶりに泳ぐ魚たちを見るのは嬉しかったです。
今、飼っている魚たちは、あの時に死なせてしまった魚たちと全く同じ種類…
あの魚たちの分まで、こいつらを大事にしてあげようと思ってます。
ついでに...ウチの猫たちが毎日見守っています(笑)
episode80
【オレ物語・本丸・第50章】
~谷村新司?ご来店~
伝説のお姉さんを超えるため修行を重ねるオレ…
そんなオレにも、だんだんと馴染みのお客さんが増えて行ったのだが…
なぜか女性客が激減し、オヤジ客が激増した…
ま…。とりあえず、オレが認められているには違いないが…
(*_*;
そして。今日もまた修行が続く…
とある日。
昔からずっと来てくれている夫婦が来店した。
奥さんは20代?で若いが、旦那さんは40歳半ば?のカンジだった…
で…
旦那さんは、いつもニコニコしているんだが、今日はさらに磨きがかかってニコニコしていた…
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
(^_^)
オレは、『なんかいい事あったんすか?』
と聞くと…
旦那さんは磨きがかかった笑顔でこう言った…
『いゃ~(^_^)最近さ。みんなに有名人に似てるって言われるんだよ(^_^)(^_^)(^_^)』
と…
さらに。
『ねぇ。オレ誰に似てるって言われてると思う?(^_^)?』
と…
そりゃ…無論。
オレには一発で分かった!!
そりゃそうさ!!
誰が見たってアレだよ!アレ!!
有名人じゃん(^m^)♪
オレは、自信を持って大きな声で言った!!
(# ゚Д゚)『谷村新司~~~!!』
すると…
谷村新司のそっくりさんは…
あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ~↓↓↓↓↓↓
_| ̄|○ il||li
超ガッカリだった…↻↻↻コテン
オレは、焦って…
『あれ…違うんですか(汗)』
(*_*;
と言うと…
谷村新司は言った…
『うん。谷村新司とも言われるんだけどね…』
『エディマーフィーなのよ~♪』
(*´∀`)
んぬぉぉぉぉぉぉ!!!
┌(_Д_┌ )┐
なんだそりぁぁぁぁ!!!
(╯°□°)╯︵ ┻━┻
外人かぁぁぁぁぁぁ!!!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
洋モノかぁぁぁぁぁ!!!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
その小柄な身体!!
その日焼けぶり!!
そして、そのヒゲはまさに…
(# ゚Д゚)『谷村新司だぁぁぁぁぁ!!』
谷村新司とも言われるんだから、谷村新司でいいじゃん…
(-.-)(-.-)(-.-)
いいじゃん…(-.-)
谷村新司は、さらにニコニコしながら言った…
『いゃ~(^_^)みんなオレの事をさ…』
『マーフィちゃん♪マーフィちゃん♪って言うんだよ(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)』
……
……
……
谷村ちゃん♪谷村ちゃん♪
新司ちゃん♪新司ちゃん♪
オレは、諦めなかった…
彼は谷村新司だ…
谷村新司より谷村新司だ…
どうしてもエディマーフィと言うなら…
間をとって…
(# ゚Д゚)『谷村マーフィ~♪』
または…
(# ゚Д゚)『エディ新司~♪』
これで和解出来そうだな(^_^)
to be continued…
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【次回予告】
オレ。風水師になる!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
epispde81~90へ!